Motoi's Monologue

2017.4.26

 

 隔年開催しています稽古場のお浚い会「秀舞会」が盛会のうちに終わりました。けが人病人もなく、無事に終えられましたこと、本当にホッとしています。45回を重ねたこの会、出演者・お客様が一体となりものすごく盛り上がるのです!今回も11時開演〜(途中入れ替えありで)21時30分終演という長丁場でしたが、最後まで客席にお客様がいっぱいでありがたく思いました。

 そして秀舞会から一週間後には打ち上げParty@浅草ビューホテルでした。わいわいと楽しく会の反省?(次は何を踊ろうかなぁという声があちらこちらから聞こえてきていました笑)をしながらお料理とお酒を楽しんでいると…なんと僕の誕生日を祝って大きなケーキが登場したではないですか!歳をとってもこうやって大勢の方にお祝いしてもらえることはなんとも言えない幸せですね。ろうそくを思いっきり吹き消して万雷の拍手を受けて。そうです僕は幸せ者です!

 さぁ次はGWから5月中旬、5月末…と続く舞台に向け猛稽古です。頑張ります!!

2017.1.4

 

 今年のお正月の東京はお天気に恵まれ、温かく穏やかな時間が流れていました。みなさんも素敵な新年をお迎えになられたことでしょう。

 僕は毎年恒例の自宅での年越しそば〜寛永寺の鐘つき〜氏神様の五條天神へのお詣りをし、いつも通りの平和が何よりの幸せだと感じたのは…

年齢を重ねたせいでしょうか(笑)

 三が日も過ぎて日常がやってきます。さあ頑張らないと!新年の目標のひとつ、「夜話」「夜食」ともに更新の頻度を上げます!!!乞うご期待!本年もどうぞよろしくお願いします。

(写真;五條天神のお焚き上げは豪快です。ありえないくらい燃えています。)

 

2016.9.12

 

 国立劇場が開場50周年を迎えました。ほぼ僕と同じ年齢の、ずっと一緒に歩み続けてきてくれた立派で堅牢な劇場はそんなに古さを感じることはありませんでしたが、いつの間にか50年なのかぁとしみじみ思ってしまいました。

 先週末に開場50周年記念公演があり、幕開きに五耀會で「七福神船出勝鬨」を、大喜利に僕が「奴道成寺」を踊らせていただきました。身にあまる光栄で、全身全霊を傾けて務めさせていただきました。きっとご覧になってくださった方もいらっしゃると思います。どうぞご意見をお聞かせください

 そしてこれから年末にかけて舞台が続きます。お知らせしてまいりますが、特に今年は僕自身のリサイタル「基の会」を3年ぶりに開催します。チラシには桜と雪。リサイタルは11月なのになぜ桜?と思われたかも知れませんね。これは演目に因んでいるのですが、合成ではなく実際に春の桜に降った雪の写真を用いています。自然の中で起こり得る偶然の美しさ、人間の思い…観てくださる皆さんの心に残る舞台にしたいと思っています。

(写真;国立劇場の提灯もお色直ししていました。鮮やかな緋色が景色に映えますね!)

 

2016.1.6 

 

 2016年もあけました。みなさんお変わりなく穏やかな新年をお迎えのことと思います。

 僕も慌しい毎日に一息つき、静かなお正月を過ごしました。恒例の寛永寺の鐘つきから始まって、流儀の年始挨拶、自宅に戻ってからのおせち、そして麻雀大会(笑)いつも通りが一番良いのだなぁとしみじみ思ったお正月でした。

 今年も精力的に活動したいと思っています。秋には「基の会」も開催します。体調管理に気をつけて励まなければ!

 本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。            

(余談ですが、写真は三が日に知人のフェラーリに乗せてもらった時のものです。

オーナーっぽく見えますか?笑)

2015.9.7

 

 ご無沙汰しています…春が過ぎ、

夏が過ぎ、秋になってしまいました。たくさんの出来事が走馬灯のように過ぎ去って、などと言い訳はいたしません。長い間更新をせずに本当にごめんなさい!!!

 僕のおじ(母の兄にあたります)が書家でして、教室展を開催するにあたり僕も書かせていただきました。「藝」を書くことで自分の芸の未熟さを知り、さらに精進せねば!と思う次第です。

実は会場に足を運ぶまでちょっとドキドキしていたのですが、なんとか見られる作品になっていたので安心しました(笑)

 

師匠でもある僕の母も出展しました。息子が言うのもなんですが、彼女は達筆です。

この余裕綽々の微笑み!(笑)


書画展、ぜひお時間がございましたらお運びください。


第十一回 清翔書画展

平成27年9月3日(木)〜10日(木)

荒川区町屋文化センター

 2階ふれあい広場(入場無料)

2016.7.5 

 

 瞬く間に2016上半期が終わりました。つい数日前、ご近所の湯島天神の「夏越の祓」の看板の文字を見て、ああ茅の輪くぐったりしないとなぁと思っているうちに7月になっていました。春からずっと慌ただしくしていたピークが来た!終わった!!という感じです。

 今年はOSK日本歌劇団の制作をお手伝いしました。年が明けてから大阪へ何度も行き、最高のスタッフ、メンバーと創り上げた「レビュー春のおどり」「レビュー夏のおどり」が昨日無事に千秋楽を迎えました。新トップスターのお披露目があったり、とても華やかな公演になりました。とにかくOSK団員の皆さんの頑張りに脱帽です。みんなで一致団結して良いものを作ろうという気概に圧倒され、僕も精一杯努めました。

 最終日には安倍昭恵さんがご多忙の中貴重なお時間を割いて観に来て下さいました。そして満員御礼、嬉しい限りです。

 秋〜冬には五耀會そして僕自身の舞台が続きます(「お知らせ」ページで随時ご案内します)。ほっと一息ついたらまた気を引き締めて頑張りたいと思います。

 

2015.3.23 

 

 本当に久しぶりの更新になってしまいました。多忙を理由に…とは言え、かなりの期間放置してしまったことを大反省しています。。

 今日は新しく建設されたビルのお話です。

とあるご縁で、東京都豊島区の新庁舎の内覧会に出かけてきました。建築家の隈研吾氏がデザインされた、分譲マンションと庁舎が一体となったビルは圧倒的な存在感を放っていました。最新の建設技術を駆使して完成したこの建物の中に「豊島の森」…かつての豊島区の自然を再現したテラスが設けられており、ここには緑が繁り小川が流れ、メダカやヤゴが生息するビオトープもあり、子どもも大人も楽しめる憩いの場となるように設計されていました。

 人工ではあるけれど、ダイレクトに自然を感じられるように作られた場所…ふと、日本舞踊との関連性を考えました。究極のデフォルメではあるけれど、物事や四季を的確に描写している日本舞踊の演目の数々。このふたつはきっと、そう離れた感覚ではないのでは?両方とも日本人のミニマルな感覚に合っているのだなぁと思いました。

 いよいよ春。これから様々な花が咲き誇ります。日本独特の自然に触れて、愛でて…さらに感性を大切に舞台に立ちたいと思います。

2015.1.4 

 

 新年あけましておめでとうございます。皆さん良いお正月をお過ごしになられましたでしょうか?

 僕は例年通り、上野の山の寛永寺で新年を迎え、鐘をつきました。そのあと氏神様の五條天神へお詣りに行きました。風でお焚き上げの火の粉が夜空に舞い幻想的だったのがとても印象的でした。元旦は花柳流の新年挨拶で家元宅へ。紋付袴と冬の寒さがピリッと引き締まって、新年の清々しさを感じました。(ちょうどこの時、NHK Eテレで放送があったのですが僕は観ていません!いかがだったでしょうか??)

 家に戻ってから家族や弟子とおせちを囲み、品評会さながら...賑やかで楽しい夕食でした!普段いただいている食材も、切り方や味付け次第でこんなにもよそ行き顏になるんだなぁとしみじみ和食の奥深さを感じました。さすが世界遺産ですよね!

 二日三日と徐々に通常の生活に戻し、今日から2月の舞踊協会の稽古が始まります。「男女道成寺(めおとどうじょうじ)」という道成寺物のスピンオフと申しましょうか、珍しい作品となりますので、僕も全力で取り組み皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります!

 今年も楽しく朗らかに、明るい毎日を過ごしたいと思います。皆さまの一年も素晴らしいものとなりますように!!

2014.12.31


 10月から続いていた舞台や収録がひと段落ついた・・・と思ったらもう大晦日になってしまいました。今年もいろいろな方といろいろな場所でお会いでき、また踊らせていただける機会に恵まれて、本当に僕は果報者だなぁとしみじみ思うのです。心から皆さんに感謝しています!

 明日、元日の13時よりNHK Eテレの番組「響宴!新春の伝統芸能」に五耀會として出演させていただきます。”七福神船出勝鬨(しちふくじんふなでのかちどき)”という五耀會が旗揚げをした時に五人で踊らせていただきました記念すべき演目です。年月を経て円熟してきた五耀會の、新春にふさわしい映像となっているはずですので、どうぞお楽しみに!!

 これから数時間で新年を迎えます。皆さんどうか佳いお年を!そしてまた来年もどうぞご贔屓に(笑)

2014.10.13

 

 先月になりますが9月26日・27日・28日、大阪は文楽劇場にて「三代目山村友五郎 四代目山村若 襲名披露舞扇会」がとても盛大に開催されました。僕は五耀會のメンバーと共に、山村若改め山村友五郎さんのお祝いに駆けつけました。前日の25日から大阪に入り、舞台稽古からご一緒させていただきました。

 26日初日、友五郎さん若さん光さん侃さんによる「義太夫 寿式三番叟」、厳かで素晴らしい幕開でした。静謐な美しさの中にも、山村Familyの愛、あたたかさがあり、胸にこみ上げてくるものを感じました。そしてこの日の第二部最後の「長唄・上方唄 双襲連舞浪花賑」では、上方特有の華やかさをふんだんに盛り込んだ「南地大和屋へらへら踊」(これは圧巻でした!!)、「ちょろけん」(未だかつて見たことがない…ゆるキャラ登場???)など、一見の価値がありすぎる演目が目白押し!五耀會のメンバーはトークを交えて舞台へ上がらせていただき”料亭に呼ばれた旦那衆”という設えの中(なんとお銚子も出ていました)良い気持ちで拝見し、客席のお客様と一体となり大盛り上がりいたしました。

 翌日27日、「長唄 新曲浦島」を五耀會で踊らせていただきました。こちらは友五郎さんの御母堂様である五世宗家山村糸師による振付であり、この記念の会で踊らせていただける幸せを心から感謝いたしました。

 連日の大賑わいで、大阪、いいえ関西に於ける山村流の絶大な存在感をひしひしと感じました。友五郎さんはもちろんのこと、ひとえに御家族のお力あってこそ。本当に素晴らしくて、随所が美しい。ますますの御発展となること間違いないと確信し大阪を後にしました。

 そうそう、美味しいものもたくさんいただいたので(笑)こちらの話は「黒門夜食」にて…。

 

 

2014.7.26

 

 怒濤の一ヶ月が終わりました…。

先月末の博多座での流儀の舞踊会〜舞踊協会の新作「櫻草紙」が三日間〜大阪はミナミ、宗右衛門町夏祭り。稽古と本番を繰り返している間にすっかり梅雨も明けてしまいました。

 博多座はとても立派な劇場で、あのような素晴らしい舞台で踊らせていただけた上、九州のお客様がたの熱心なまなざし、拍手に感動しました。「黒門夜食」でも少し書かせていただきましたが、美味しいものもたくさん頂けましたし…何も言うことなし!の舞踊会でした。

 そして毎年この時期に上演される、舞踊協会の新作公演。今年は「華組」「藤組」というダブルキャストの上演でとても豪華な舞台でした。地球と人間の永遠のテーマである自然破壊と共生を軸に、ほのかな恋も描かれ、華やかなストーリーでした。僕は太郎丸という、森を切り開き開発を進める悪い人間を演じさせていただきました。役作りに工夫をしてできあがった、古典と違う表現にきっと楽しんでいただけたと思っています。

 大阪は、五耀會がいつもお世話になっている街、宗右衛門町の夏祭りのステージに上がらせていただきました。道頓堀川にかかる相生橋の上に作られたステージで、川風を受けながら小唄の「河太郎」を踊らせていただきました。猛暑の中、適度に吹いてくる川風に誘われて、本物のカッパだったら道頓堀川に飛び込んで、すいすい泳いでいるだろうなぁ、などと思ってしまいました(でも僕は巨人ファンなので、絶対に道頓堀には…以下略)。

 さてもうすぐ8月です。夏バテしないように注意しながら、また稽古の日々です。みなさんもどうぞご自愛くださり夏を乗り切ってください。

2014.6.9

 

 また嵐でした。

 と言うのも、僕の舞台は”嵐を呼ぶ”確率が高いのです。

ここ一年の間でも、去年の9月の「基の会」は大台風(飛行機が飛ばず。遠方からのお客様に本当に申し訳なかったです)、今年の2月の日本舞踊協会公演は記録的な豪雪(都内が雪国化して交通大混乱)、そして先週末、梅雨に入ったばかりの関東地方が豪雨に見舞われました。僕は相模原に出かけていたのですが、大雨で高速道路が通行止めという事態に!なかなか自宅に帰り着くことができず…自然の猛威の前での人間の非力さを思い知らされ続けています。それでもお運び下さる皆さんのお気持ちに心から感謝をしております。ありがとうございます。

 今月末に花柳流流祖生誕二百年祭三世宗家家元七回忌追善舞踊会が九州福岡の博多座で開催されます。その稽古に加え、日本舞踊協会新作公演の稽古が始まります。どうにか穏やかに、お天気に恵まれて晴れ晴れしい舞台になりますように…と願っていますが、雨天の友は真の友!そう思って僕は稽古に励みます。

2014.6.3

 

 「動物のいる風景」の公演が終わり、大阪での流儀の舞踊会が終わりました。大勢のかたがいらしてくださったことに心から感謝しています。舞台は観客のみなさまがあってのこととしみじみ感じています。

ありがたく思っています。

 東京に戻る新幹線の車窓から見えた、ふわふわした緑色の絨毯のような田んぼ、だんだん畑の青々とした様子に、心地よい疲労を感じました。先人が残して下さったものに感謝をしつつ、僕も更に精進したいと思っています。

 ここ数日暑いですね。気がつけばもう6月です。ともに体に気をつけて過ごしましょう!